テレビCMでもおなじみのアクサダイレクト生命は、申し込みや各種手続き、解約までネット上で完結できるのが特長で、誰でも簡単に申し込めるという利点があります。
それも世界最大級の保険会社であるアクサが親会社として存在しているので、ノウハウなども充実しています。
そんなアクサダイレクト生命の保障内容と評判、メリットとデメリットをみていきましょう。
アクサダイレクト生命の特長
アクサダイレクト生命はフランスに本社を置くアクサグループの一員であり、資金力に問題はなく、1994年に日本へと進出しています。
別会社になりますが、こちらもテレビCMでおなじみの損害保険も取り扱っています。
アクサダイレクト生命はネット上で手続きが完結するという手軽さがあり、忙しくてなかなか保険契約にまで進めない人や自分でじっくりと選びたいという人にも人気があります。
アクサダイレクト生命はネット販売に特化しているので、各種経費を抑えることができ、その分保険料を割安にしている傾向があります。
終身・定期保険にかかわらず、がん保険にも定評があり、持病があっても入れる「はいりやすい定期」は引き受け基準が緩和されており、他社の引受基準緩和型医療保険よりも割安な保険料となっています。
また、アクサダイレクト生命では保険金の支払いをスムーズに行うことを念頭に置き、書類上の手続きが受理された日から着金までの期間が平均2.11日というスピーディーさを公表しています。
アクサダイレクト生命の保障内容
アクサダイレクト生命の保障内容は、基本的に「基本保障」+「特約」+「無料付帯サービス」から成り立っています。
ここでは人気のある掛け捨て型死亡保険の「定期保険2」と「はいりやすい定期」を例にみていきましょう。
定期保険2の特長
死亡保険は一家の大黒柱となる夫が入ることが多いことがうかがえます。
定期保険2は解約返戻金がない掛け捨て型なので、何歳で加入しても保険料は割安を実現しています。
定期型は一定期間のリスクを保障しますので、終身プランよりも保険料は安くすることができます。
たとえば30歳男性で保険料払い込み期間を10年とし、基本保障500万円のプランに加入すると、月々の保険料はわずか650円となります。
一定期間のつなぎとして加入するのに適していますし、10年ごとに更新されるので、月々の保険料を抑えながら、プランを変更しやすいことも特長としてあります。
保健機関には10年ごとの更新タイプと払い期間満了があり、後者になると55歳や60歳など、自身の定年や子どもの独立といった家庭のライフプランに合せて選択することが可能ですし、保険料は変動しません。
定期保険2の保障内容
病気や災害によって死亡・高度障害状態になると、500万円から1億円の範囲で選択した死亡・高度障害保険金を受け取ることができます。
支払額は100万円単位で変更することも可能です。
特約には災害割増特約があり、災害によって死亡や高度障害に陥った場合、500万円から2,000万円まで設定した保険金を受け取ることが可能です。
また、医師により余命6ヶ月以内と判断された場合、事前に死亡保険金の全額や一部を受け取ることができる「リビング・ニーズ特約」が無料で入れます。
この保険金はどのような用途にも用いることが可能で、使い道は自由です。
アクサダイレクト生命が推している無料付帯サービスでは、日本の名医(総合相談医)が無料でセカンドオピニオンを実施し、現在の治療方針に不安が感じた場合や今後の相談を快く受けることができます。
さらに、医師や看護師に電話で健康相談をすることができます。
これは24時間365日に対応し、子どもの急な発熱やケガの応急手当など、自身や家族の不安になることをいつでも相談することができるサービスです。
はいりやすい定期は評判も良く、特長も豊富
こちらも定期型ですが、なによりも医師の診断が必要ないことが最大の特長といえるでしょう。
持病や入院・手術歴があっても入りやすい死亡保険で、一般的に敬遠されやすい高血圧や糖尿病で投薬・治療中であっても加入することができます。
ただし、保険料は「定期保険2」よりも割増となります。
告知事項自体が2つのみとあって、手軽に入れることから人気を博しています。
病気やケガで入院しておらず、過去3ヵ月で医師によって入院・手術・検査を勧められていない場合、過去5年以内にがんや糖尿病の合併症など、医師の診察や検査、治療、投薬を受けていないことが条件となります。
診断書が必要ないので健康状態に不安がある人でも入りやすく、場合によっては保険料が割増されないアクサダイレクト生命の「定期保険2」に加入することも可能です。
また、2018年版のネット申し込みランキングで、保険市場における引受基準緩和型の第1位に選ばれています。
はいりやすい定期の保障内容
はいりやすい定期は不慮の事故や感染症によって死亡したときには災害死亡保険金、病気で死亡した場合には死亡保険金が支払われます。
死亡保険金は200万円から2,000万円までも選択でき、100万円単位で変更できますが、定期保険2よりも少ない額となっています。
また、特約と付帯サービスはおおむね「定期保険2」と同じで、リビング・ニーズ特約とセカンドオピニオンや24時間365日の健康電話相談が受けることができます。
はいりやすい定期の5つのメリット
はいりやすい定期のメリットをつぎに紹介していきます。
1.自分の時間で探せて加入できる
アクサダイレクト生命のはいりやすい定期は、ネット保険ということもあり、自分の時間で加入することができます。
日中はどうしても仕事の都合で忙しく、夜中に保険を検討する人も少なくありません。
時間にとらわれるゆっくりと保険を比較検討したい人にはおすすめといえるでしょう。
全国どこからでもアクセス可能ですので、保険会社の窓口から遠方にいる方でも気軽にアクセスすることができます。
2.自分に適した見積もりが作成
アクサダイレクト生命のはいりやすい定期では、見積もりが簡単に作成できます。
多くのネット注文がそうであるように、保険会社の営業マンや外交員のペースに惑わされず、自分が必要と感じた保障を選ぶことができます。
どうしても押しに弱い人は、営業マンや外交員が勧める特約を付帯してしまう恐れがあります。
また、ネット上で解決するだけに、見積もり段階で他の保険や保障内容と比較することが簡単にできます。
3.持病があっても入りやすい
アクサダイレクト生命のはいりやすい定期で最大のメリットとなるのが、加入しやすさです。
持病や入院・手術を患ったことがあっても入れるのは大きな魅力といえます。
はいりやすい定期では、他の引受基準緩和型医療保険よりも告知項目が少なく、ネット保険特有の手続きしやすさも相まって、加入しやすい保険といえます。
ただし、過去5年以内にがん、糖尿病の合併症、脳・心臓・血管の病気、肝臓・膵臓の病気、腎臓の病気、肺の病気、指定難病、神経系の損傷、精神および行動の障害といった項目で医師の診察や検査、治療などを受けていないことが条件となります。
4.保険期間を選べる
保険期間の対象が豊富なのもメリットとして挙げられます。
10年という定期か55歳から70歳までの5歳単位で契約することが可能です。
自分のライフスタイルに合わせて加入を検討することができます。
最長保障年齢は80歳までとなっていますが、60歳や65歳などの年齢を迎えるときに終身保険に切り替えることも選択しやすくなっています。
はいりやすい定期のデメリット
ネット申し込みとあって、手軽に入れることはメリットですが、その一方でだれにも相談せずに加入することから、もしかしたら他のプランに入ったほうが良かったかもしれないと後から気づく可能性はあります。
保険料が割安とあって、支払は毎月のみとなり、支払回数による割引はありません。
保障額が最大2,000万円となるので、他の死亡保険金と比べて少なく感じる人もいることでしょう。
アクサダイレクト生命で他の商品を検討するなら
アクサダイレクト生命には定期保険のみにならず、終身タイプを揃えています。
終身保険では最高4,000万円まで保障し、解約返戻金を受け取ることも可能です。
また、「収入保障2」では、死亡や高度障害状態に毎月年金を受け取れる保険になります。
定期保険2と同じく医師の診査は必要なく、Web上で告知するだけで加入可能となります。
もちろん、告知内容によっては健康診断結果の提出を求められる場合もあります。
がん保険にも定期タイプと終身タイプがあり、それぞれがんに対する安心した保障が充実し、がんと診断された場合の一時金は最高200万円が支払われます。
ネット保険にはライフネット生命や楽天生命が挙がりますが、保険料の割安さといえばアクサダイレクト生命が一番といえるでしょう。
まとめ
アクサダイレクト生命はフランスの大手生命保険グループが裏方にあり、資金力は問題ないといえます。
ネット型保険に特化しているので、自分でじっくりと検討する人や、保険外交員や営業マンのごり押しが苦手な人には向いているといえるでしょう。
アクサダイレクト生命の定期保険2やはいりやすい定期といった人気商品は、安い保険料の割に充実した保障を受けられ、リビング・ニーズ特約やセカンドオピニオンといった健康相談が無料でいつでも利用することができます。
保険市場でも引受基準緩和型の第1位に選ばれていることから、評判は上々といえるでしょう。
アクサダイレクト生命のはいりやすい定期のメリットとして、
・自分の時間で探せて自由に加入できる
・自分に適した見積もりが作成可能
・持病があっても告知内容が2つのみで入りやすい
・保険期間が選択できることが挙げられます。
その一方で、ネット型特有のFPに相談することがなく、自分で選択した保険なので、後々他のプランに入ったほうが良かったかもしれないという後悔や、最大2,000万円という保障なので、万が一のことを考えると少ない金額となる可能性も残ります。
それでもアクサダイレクト生命のはいりやすい定期は、他社の引受基準緩和型医療保険よりも加入しやすいので、一定期間を選択しておき、ある程度の年齢になったら終身保険に切り替えやすいという特長も兼ね揃えています。
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