「家族を支える保険Keepはどんな保険?」
「家族を支える保険Keepのメリット・デメリットが知りたい!」
家族を支える保険Keepは、オリックス生命の収入保障保険で、遺された家族に毎月決まった額の年金が支払われます。
そのため、大黒柱がいなくなっても、家族は一定期間の収入を保険金として得られるのです。
そんなキープの最大の魅力は、トップクラスに安い保険料。
また、特定の期間だけ年金を厚くできる保障やネットで申込できるというメリットもあります。
記事では家族を支える保険Keepの特徴と保障内容まとめ、保険料シミュレーション、メリット・デメリット、オススメの人を解説します。
ぜひ記事を参考に、キープの加入を検討してみてください。
家族を支える保険Keep5つの特徴
オリックス生命が販売する収入保障保険が家族を支える保険Keep。
収入保障保険なので、契約者が死亡したときに一括で保険金が支払われるのではなく、毎月お給料のように支払われるのがポイント。
家族を支える保険Keepは他にも、保険料がお手頃や保険料払込免除、選べる保険金の受け取り方など5つの特徴があります。
5つの特徴を知ることで、家族を支える保険Keepの押さえておくべきポイントが判明するのです。
さっそく、家族を支える保険Keep5つの特徴を見ていきましょう!
1:万が一が起きても、遺された家族には毎月保険金が支払われる
家族を支える保険Keepは、契約者が死亡もしくは病気やケガで約款所定の高度障害状態になると、遺された家族の一定期間の生活を支えてくれます。
総務省「平成28年家計調査 家計収支編 詳細結果表」によると、1世帯当たりの1か月の支出は約28.2万円。
大黒柱に万が一が起きても、遺族年金という公的保障のおかげで毎月お金は受け取れます。
遺族年金額は子どもの数によって異なりますが、子どもが2人いる会社員の世帯だと約15万円受け取れるでしょう。
遺族年金を受け取っても、28.2万円-15万円=13.2万円不足となりますよね。
この不足分をカバーするのが収入保障保険です。
家族を支える保険Keepだと、保険期間満了まで毎月一定額の保険金が支払われるので、当面の生活費用は心配ないでしょう。
保険金が支払われている間に、遺された家族は仕事を探すなどをし、生活の立て直しの土台を築けるのです。
2:保険料がお手頃
家族を支える保険Keepの大きな特徴は、保険料が非常にお手ごろということ。
健康割引がない通常の収入保障保険の中では、トップクラスの安さを誇ります。
家族を支える保険Keepが手ごろな保険料を実現できている理由は2つあります。
1つ目は解約返戻金をなくしているから。
解約返戻金とは、保険を途中解約したときに支払われるお金のことで、いくつかの収入保障保険には解約返戻金が用意されています。
しかし、この解約返戻金をなくすことで、保険料を低く抑えることができているのです。
2つ目の理由は、保険期間の経過とともに年金受取総額を減らしているから。
「なんで保険金を減らすの?」と思う方はいるでしょうが、遺された家族に必要な費用はいつも同じとは限りませんよね。
例えば、2歳のお子様がいる家庭だと、生活費に加え幼稚園から大学までの教育費用が必要となります。
しかし、お子さまが15歳だと、必要となるのは大学卒業までの生活費と高校・大学だけの教育費用。
つまり、遺された家族に必要となるお金は、経過年数とともに減っていくのです。
保険期間の経過とともに年金受取総額を調整することで、お手ごろな保険料になっています。
3:選べる保険金の受け取り方と支払保証期間
収入保障保険では、毎月一定額の保険金が支払われるのが普通ですが、家族を支える保険Keepだと保険金の受け取り方法を選べます。
毎月保険金を受け取る代わりに、年金を一括で受け取ることも可能なのです。
しかし、あくまでもオススメは毎月保険金を受け取ること。
一括で受け取った場合は、毎月受け取るよりも受取総額が少なくなってしまいます。
また、保険金の受け取り方によって税金も異なってくるので、注意したいところですね。
そして、家族を支える保険Keepには2種類の支払保証期間があります。
支払保証期間とは、最低期間の保険金の保障をしてくれるということ。
例えば、満了まで残り1年だと、通常は1年間しか保険金が支払われません。
しかし、支払保証期間を5年に設定すると、満了まで残り1年でも最低でも5年間は保険金が支払われます。
家族を支える保険Keepの支払保証期間は、1年または5年です。
支払保証期間を長く設定するほど毎月の保険料は高くなります。
支払保証期間は迷うかと思いますが、基本的には1年で十分だと思います。
満期直前だと死亡保険金の必要性は少なければ、契約者が死亡する確率も低いからです。
わざわざ保険料を高くしてまで、長期の支払保証期間を得る必要はないでしょう。
4:高度障害状態になると、保険料の支払いが免除される
不慮の事故によって、所定の高度障害状態になったとき、その後の保険料の支払いが免除されます。
適用される可能性は限りなく低いですが、保険料の支払い能力がなくなっても、保障が満期まで続くのは助かりますよね。
保険料払込免除は特約になっている収入保障保険もありますが、家族を支える保険Keepでは主契約に含まれています。
5:余命6か月以内で、生存中に保険金を受け取れる
家族を支える保険Keepには、リビング・ニーズ特約が初めから契約に付帯されています。
これは、医師によって余命6か月以内と宣告されると、生存中でも保険金を受け取れる保障です。
特約ですが、基本保障に含まれているので、追加料金はかかりません。
受け取った保険金は治療費に充てたり、生前の思い出作りに使ったりと、さまざまな用途で自由に使えます。
また、生前に受け取った保険金は非課税となるもの注目。
税金対策として保険金を生前に受け取るのもいいですが、契約者が死亡したときに残っていた保険金は課税の対象になります。
リビング・ニーズ特約は必ずしも使う必要はなく、あくまでも選択肢の一つです。
無料で選択肢が増えるのは嬉しいですよね。
家族を支える保険Keepの保障内容まとめ
家族を支える保険Keep加入を検討するときには、保険金の支払い事由や保険期間、保険料の払込方法など考えることがたくさんあります。
公式サイトやパンフレットだと分かりにくいという方のために、知っておくべき保障内容を簡潔にまとめました。
ぜひ加入検討時の参考にしてください。
【保障内容】
・収入保障年金
契約者が死亡したときに支払われる保険金。
・高度障害年金
病気またはケガにより所定の高度障害状態になったとき支払われる保険金。
・支払保証期間:1年または5年
・リビング・ニーズ特約
・保険料払込免除
【設定可能年金月額】
10万円・15万円・20万円
【保険期間】
55歳満了・60歳満了・65歳満了
【契約可能年齢】
男性:23~55歳
女性:23~46歳
※選択する保険期間と支払保証期間によって契約可能年齢は異なる
【保険料払込】
・払込回数:月払い、半年払い、年払い
・払込方法:口座振替もしくはクレジットカード払い
家族を支える保険Keepの保険料シミュレーション
家族を支える保険Keepの保険料は手ごろだと評判ですが、具体的な保険料が気になりますよね。
そこで年齢・性別別の保険料シミュレーションをしてみましょう。
以下が基本契約条件です。
【基本契約条件】
年金月額:10万円
保険期間:65歳満了
支払保証期間:1年
保険料払込方法:月払い
それではさっそく、シミュレーション結果を見ていきましょう。
【契約者年齢25歳】
男性:3,150円
女性:2,170円
【契約者年齢30歳】
男性:3,270円
女性:2,360円
【契約者年齢35歳】
男性:3,500円
女性:2,540円
【契約者年齢40歳】
男性:3,830円
女性:2,690円
【契約者年齢45歳】
男性:4,010円
女性:2,750円
45歳でも約4,000円で済むのは嬉しいですよね。
全体的に見ても、保険料はかなり安くで収まります。
保険期間を60歳、55歳と短くすると、さらに保険料が安くなりますよ。
収入保障保険選びでは、とにかく保険料の安さにこだわる方にオススメの商品です。
家族を支える保険Keep3つのメリットと2つのデメリット
家族を支える保険Keepの最大のメリットは保険料ですが、それ以外にも強みは2つあります。
その強みが忙しい方でもすぐに申し込みを終えれること、そして年金の上乗せを可能とする特約です。
しかしながら、同時に健康割引がない、保険金の受け取り方に柔軟性がないという2つのデメリットもあります。
ここからは、加入前に知っておきたい家族を支える保険Keepの3つのメリットと2つのデメリットを解説しましょう。
メリット1:ネットで素早く申し込み手続きを終えられる
キープはネットから申込できます。
自宅で約30分ほどで申し込みを終えられるので、家事や育児、仕事などで忙しい方は助かりますよね。
ネット申込の場合は、クレジットカードもしくは銀行口座が必要となります。
ネット上で簡単な審査を記入し、基本的には健康診断書などは必要ありません。
嬉しいことに、保障開始日はネット申込が完了した日となります。
もちろん、ネットが苦手な方のために、代理店での対面販売も用意されています。
実は、オリックス生命の販売する商品の多くはネット加入よりも、対面加入の方が選択肢が豊富なのです。
キープの場合は、設定可能保険金額は10万円・15万円・20万円、保険期間は55歳・60歳・65歳でした。
しかし、これはネット申込の選択肢であり、対面申込となるとさらに豊富な選択ができるようになるのです。
対面申込だと、オリックス生命の社員もしくは代理店の担当員と保険相談をするので少々時間がかかりますが、あなたの希望に沿った商品設計ができます。
メリット2:通常収入保障保険ではトップクラスに安い保険料
キープは保険料が非常に安いのが魅力です。
割引制度がない収入保障保険の中では、トップクラスに保険料がお手ごろです。
特に、女性と35歳以降の方で、健康に自信がない方や喫煙している方は前向きに加入を検討してみましょう。
健康割引のある商品は、割引後の保険料こそ格安となりますが、割引が適用されなければ保険料は高いです。
安い保険料を提示するぶん、割引が適用されない方には高めの保険料を提示して、ある意味でバランスをとっているのです。
そのため、1年以内の喫煙歴がある方や健康に自信のない方は、割引を採用していない商品に目を向けるべき。
キープは割引適用がなく、誰もが一律の保険料を受けられます。
それでいて保険料は非常にお手ごろなので、喫煙者や高血圧者などにとっては魅力的な商品なのです。
健康割引を受けられなかった方は、キープに目を向けてみると良いでしょう。
メリット3:年金月額上乗特約で万全の準備ができる
年金月額上乗特約とは、保険期間の5年間だけや10年間だけ年金月額を増やせる特約です。
お子さまのいる世帯は付帯を考えてみるといいでしょう。
例えば、高校まではそれほど大きな教育費用がかかりませんが、大学生になると莫大な費用がかかってきます。
授業料や交際費、留学費用、一人暮らしの仕送りなどさまざまです。
大学生活中は普通の年金では足りないかもと心配する方は、特約を付帯して子どもが大学生の時だけ年金月額を増やせばいいのです。
付帯することで保険料は高くなりますが、心配な方は付帯を検討してみると良いでしょう。
デメリット1:健康体の人にとっては割高な保険料
キープの保険料は魅力的ですが、健康体の方は他の商品がいいかもしれません。
あくまでもキープの保険料は、割引のない収入保障保険の中でトップクラスの安さ。
健康体の方は、健康割引を受けられる商品に加入した方が、保険料はずっとお得になります。
例えば、チューリッヒ生命収入保障保険プレミアムは健康割引を採用した商品。
30歳男性が年金月額10万円、保障期間60歳満了で加入し、割引適用された場合の保険料は2,400円。
キープだと同じ条件で3,270円でしたよね。
しかし、健康割引が適用されなければ保険料は3,630円と、キープよりも高くなるのです。
保険料が安いとは言っても、健康割引のある商品にはかないません。
健康に自信のある方は、まずは割引制度のある商品に目を向けてみましょう。
デメリット2:保険金の受け取り方に柔軟性がない
キープの大きなデメリットは、毎月払いもしくは一括でしか保険金を受け取れないということ。
正直なところ、保険金の受け取り方に柔軟性を感じられません。
他の収入保障保険だと、月払いと一括払いはもちろん、月払いと一括払いを組み合わせることができれば、途中まで月払いで残りは一括払いなどの受け取り方も可能なのです。
このように柔軟性のある受け取り方ができるのが理想ではあります。
例えば、子どもが高校生までは月払いで、大学進学前に一括で受け取るという選択肢も可能です。
これなら、わざわざ高い保険料を払ってまで年金月額上乗特約を付帯する必要はありませんよね。
もう少し保険金の受け取り方に、柔軟性を持たせてほしかったです。
家族を支える保険Keepの評判
キープの評判は悪くないです。
特に、他の商品で健康割引を受けられなかった人々からは、高い評価を得ています。
やはり、通常の収入保障保険の中では保険料がトップクラスに安いのが人気の理由。
一定期間の保障に、可能な限り安い保険料で備えられる商品を選ぶことが大切です。
そういった意味では、誰もが平等に手ごろな保険料となるキープは優秀な商品でしょう。
家族を支える保険Keepはどんな人にオススメ?
キープがオススメの人は、ずばり健康割引を受けられなかった人たちです。
喫煙者はもちろん、残念ながら他商品の割引条件に該当しなかった方も、ぜひキープはチェックしてみてください。
特に、30歳代以降でお子さまがいる世帯は前向きに検討してみましょう。
毎月3千円台の保険料で、65歳まで保障に備えられるのは大きな魅力です。
対して、健康保険割引を受けられる方がキープに加入するメリットはあまりないように思われます。
また、気になるのが保険金の受け取り方の少なさ。
保険金は柔軟に受け取りたいという方は、他の商品もチェックしてみましょう。
まとめ
家族を支える保険Keepは、その保険料の安さが魅力的な収入保障保険です。
喫煙者や健康に自信がない方で、保険料を安く抑えたい方はぜひチェックしてみてください。
保障も充実しており、トータルで見てもバランスのとれたいい商品です。
健康割引が適用されない方、特に30歳以降のお子さまを持つ方は前向きに加入を検討してみてください。
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