【マニュライフ生命】こだわり終身保険v2(低解約返戻金型)をFPが徹底解剖!

結婚や出産を機に新しく生命保険に加入したり、今加入している内容を見直したり、保険選びをしなければならない状況は人生のうち何度かやってきます。

けれど、生命保険はその種類も多ければ、販売している保険会社もたくさんあります。

そのため、どの保険がいいのか、何を調べればいいのか分からない方も多いのではないでしょうか。

今回は、数ある生命保険の中から、マニュライフ生命の「こだわり終身保険v2(低解約返戻金型)」について紹介します。

「こだわり終身保険v2」は死亡や高度障害に備えることができるだけでなく具体的には以下のような特徴があります。

・ガン・急性心筋梗塞・脳卒中で所定の状態になったとき、以後の保険料の払い込みが免除される(特定疾病保険料払込免除特則)。
・教育や老後などの将来に向けた資金準備にも活用できる。
・タバコを吸わない人は保険料が割安になる。
・保険料は一生上がらない。

この記事では、こうした特徴や「こだわり終身保険v2」のメリット・デメリットをはじめ、学資保険の代わりに使えるかどうかについてもご説明します。

他にもマニュライフ生命のその他の終身保険やマニュライフ生命以外の保険会社の類似商品もご紹介します。

また、「こだわり終身保険v2」は、低解約返戻金型の終身保険です。

終身保険ってなに?低解約返戻金なんて聞いたことないわという方も多いと思います。

こうした用語は保険選びをする中で知っておいたほうが分かりやすいため、説明も加えながら商品を紹介するので安心してくださいね。

これを読めばきっと保険選びの参考になりますよ。

終身保険ってなに?定期保険との違いは?

低解約返戻金型終身保険について説明する前に、終身保険と定期保険について簡単に紹介します。

終身保険はその名のとおり、保障が一生涯続く保険のことをいいます。

終身保険の他には定期保険があります。

定期保険は60歳65歳までや10年間などの保障期間が定められた保険です。

また、一定期間の死亡等に対する補償であるため、安い保険料で高額な死亡保険金を受け取ることができます。

反対に終身保険は、死亡時等の保障が一生続くだけでなく、解約した場合にも所定の解約返戻金を受け取ることができます。

一定の解約返戻金(※)があるため、定期保険と比べると一般的には保険料は高くなります。

以上が終身保険の特徴です。

※解約返戻金とは・・・保険期間の途中で保険契約を解約した時に、保険会社から契約者に支払われるお金のことです。

低解約返戻金型終身保険のメリットは?

これを踏まえて低解約返戻金型終身保険について説明します。

低解約返戻金型終身保険とは、保険料を払い込んでいる期間中に解約をする場合の解約返戻金額を低くすることで、保険料を割安にした終身保険のことです。

〈メリット〉

・保険料を比較的安く抑えることができる。
・死亡保障が一生涯続く。
・保険料払込期間満了後も契約を継続すると、多くの場合解約返戻金が払込んだ保険料の総額よりも上回る。→ 万が一に備えるだけでなく、教育や老後資金などとしての貯蓄もできる。

〈デメリット〉

・保険料払込期間満了より前に解約してしまうと、解約返戻金が払込んだ保険料の総額よりも下回ってしまう。→安易に解約できないため、保険の見直しをしにくい。

以上が低解約返戻金型終身保険のメリットとデメリットです。

比較的安い保険料で一生涯の保障ができるだけでなく、保険料払込期間満了後には解約することで払込んだ額以上のお金を受け取ることができます。

そのため、教育資金や老後資金として柔軟にお金を使うことができる点が魅力といえますね(解約した場合は以後の保障はなくなります)。

ただし、保険料の払込期間は商品によって異なるため、必ずしもすべての低解約返戻金型の終身保険が教育資金用としては対応できない点にはご注意ください。

一方で、保険料払込期間より前に解約すると損をしてしまいます。

そのため、途中で保険料を払い続けることができなくなるといったことがないように、負担のない範囲で契約をすることが大切です。

マニュライフ生命「こだわり終身保険v2(低解約返戻金型)」を徹底解明!


では、ここからはマニュライフ生命の「こだわり終身保険v2」の内容を細かくみていきましょう。

どんな時に役に立つの?その保障内容やメリットは?

まず、「こだわり終身保険v2」の保障内容やメリットを以下に挙げてみます。

・死亡・高度障害補償が一生涯。

・特定疾病(ガン・急性心筋梗塞・脳卒中)で所定の状態になったとき、以後の保険料は免除。

・上記払込免除になった場合は、解約返戻金が増加(契約内容により対象外の場合有)。

・タバコを吸わない人は保険料が割安になる。

・保険料は一生涯上がらない。

・保険料払込期間が終了した後も契約を続けることで、払込んだ保険料総額よりも解約返戻金額が上回る。→契約を解約して老後資金にあてることができる(その代わり保障はなくなる)。

「こだわり終身保険v2」の大きなポイントは特定疾病で所定の状態になったときに、それ以降の保険料が免除されるうえ、その時点で解約返戻率が増加する点にあります。

つまり、所定の状態になると、その後は保険料を一切支払わなくとも一生涯の保障が続くということです。

ガンなどの病気により、治療費などの出費がかさむ中で、保険料の支払いも必要となると家計への負担は計り知れないものとなります。

そうした事態を防ぐことができるこの特約は、死亡だけでなく病気への備えとしても十分役に立つといえます。

また、保険料支払免除になるだけでなく解約返戻率も増加するため、その時点で解約してガンなどの治療費にあてることもできます。

死亡に備えるだけでなく、特定の病気にも同時に備えることができる点は魅力的といえます。

また、非喫煙者保険料率が用意されています。

これは、過去1年以内に喫煙していないなどの所定の条件をクリアすることで、通常の保険料率に比べて約5.8%保険料が安くなる仕組みです(年齢や契約条件等により異なります)。

保険料総額でみると70万円ほど変わる場合もあるため、タバコを吸わない人の場合メリットは大きいでしょう。

保険料がずっと上がらないというのも大きなメリットのひとつです。

定期保険のように最初は安い掛け金で始まり、更新毎に保険料が上がるようなタイプだと、次第に支払いが困難になる可能性があります。

筆者も以前、保険料が更新毎に上がる定期保険に加入していたことがあります。

最初10年間は月々4,000円ほどの掛け金であったため安いと思って加入していました。

正直、その時は更新後の保険料のことなどあまり気にしていませんでした。

実際は、筆者が加入していた保険の更新後の保険料は約9,000円でした。

今は良くても先のことをよく考えると、保険料の支払いが困難なのは明らかだったので解約したという経験があります

話は元に戻りますが、他にも「こだわり終身保険v2」には特徴があります。

それは、保険料払込期間満了後も契約継続することで、解約返戻率が払込んだ保険料総額よりも上回ることです。

さらにその額も契約継続をすればするほど次第に上昇します。

そのため、好きなタイミングで解約して教育や老後資金にあてることができます。

お子さんの大学進学や、自分たち自身の老後の旅行や生活費として計画的に資金を準備することができるというわけです。

貯蓄をしながら同時に死亡保障もついてくるというダブルの安心を得ることができるのです。

デメリットはあるの?


反対にデメリットとして挙げられる点をご紹介します。

・タバコを吸う場合には保険料は安くならないため、解約返戻率が低くなってしまう。

・保険料払込期間満了前に解約してしまうと、解約返戻率が少なくなり損をすることになる。

タバコを吸う場合には非喫煙者保険料率の適用ができないため、支払う保険料総額も適用者に比べて高くなってしまいます。

例えば、30歳から契約した男性の例でみてみましょう。

〈30年後の保険料払込総額〉

非喫煙者保険料率が適用された男性:7,592,400円
適用されなかった男性:8,067,600円

〈30年後の解約返戻金〉

両者ともに5,786,000円

以上のことから、同額の解約返戻金に対して払込む保険料が増えるだけ、喫煙者は解約返戻率が下がってしまうことがお分かりいただけると思います。

そのため、解約返戻金に重点をおいて契約をする場合は、自身が適用される解約返戻率をきちんと確認しておくことが大切です。

また、先ほども紹介したとおり、保険料払込期間満了前に解約することになると、少額の解約返戻金しか支払われないため損をすることになります。

「こだわり終身保険v2」は保険料の払込期間も短期間ではありません。

そのため、今は支払いが可能でも、いつ状況が変わり支払いが困難になるかもしれません。

いっぱいいっぱいの家計の中からやりくりするのではなく、ある程度余裕のある金額内で契約するほうが無難です。

また、解約返戻率も30歳から契約したとして、80歳時に解約した場合でも122.5%です。

50年間かけて運用したこの結果を高いとみるか低いとみるかは人それぞれですが、貯蓄目的である場合にはお金を預けておく期間とその返戻率が割に合うのかどうかをよく検討しておく必要があります。

一度契約してしまうと、もし他に魅力的な運用先が見つかったり、突然大きな出費にあてる経費が必要になったりしたとしても簡単に解約することはできません(損することを覚悟で解約するのなら話は別です)。

契約例 ~具体的な契約例をご紹介します~


ここでは「こだわり終身保険v2」の契約例をみてみましょう。

被保険者:30歳男性
死亡・高度障害保険金額 1,000万円
保険期間:終身
保険料払込期間:60歳満了
特定疾病保険料払込免除特約:あり
特約:なし
保険料率:非喫煙者保険料率(タバコを吸わない人限定の割安となる保険料率)
月払保険料:21,090円(これを60歳まで払い続ける)

(標準保険料率=タバコを吸う人の場合は:22,410円)

50歳時に解約した場合の返戻率:73.2%
60歳時に解約した場合の返戻率:108.0% ←この時点で解約すると返戻率はプラスになる。
70歳時に解約した場合の返戻率:116.0%
80歳時に解約した場合の返戻率:122.5%

契約内容 ~選べる契約内容の種類をご紹介~

つづいて「こだわり終身保険v2」の選べる契約内容をみてみましょう。

保険金額:100万円~7億円(10万円単位で設定可)

※ただし、契約年齢や職業による制限あり

保険料払込期間:20年・30年

35・40・45・50・55・60・65・70・80・90歳満了

終身

保険期間:終身

保険料払込方法:月払・半年払・年払

特約例


一例ですが、以下のような特約を付加することができます。

〈リビング・ニーズ特約〉

被保険者の余命が6カ月以内と判断されたときに、保険金の一部もしくは全部を受け取ることができる特約です。

「こだわり終身保険v2(低解約返戻金型)」は学資保険代わりにもなるの?

さて、ここまで「こだわり終身保険v2」の商品の特徴を紹介してきました。

これまでの点を踏まえて、ここではこの商品が学資保険の代わりになるのか、また学資保険と比べてどちらがおすすめできるのかについてご紹介します。

保険の代理店などでは、教育資金用として学資保険の他にも低解約返戻金型終身保険を紹介してくれることがあります。

筆者も以前、保険の代理店で学資保険を探していると相談した際に、オリックス生命の低解約返戻金型終身保険を進められた経験があります。

その際、知識があまりなくどちらがいいのかすぐに判断することができなかったため、色々と調べてみました。

結論から言うと、保険に入る目的によっておすすめの商品は変わります。

以下、それぞれの目的ごとにどちらがおすすめなのか詳しく紹介します。

学資保険の特徴

低解約返戻金型終身保険と学資保険を比較するにあたり、学資保険の特徴を簡単に説明します。

筆者もそうだったのですが、学資保険という言葉は聞いたことがあっても、その特徴やどんな時に役に立つのかなど詳細はよく知らないという方も多いかもしれません。

そういう方は是非こちらにも目をとおしてみてくださいね。

以下が学資保険の特徴です。

・子どもが被保険者、父親もしくは母親が保険者となり親子で契約する。
・満期時に満期保険金を受け取ることができる。
・保険料の払込期間を短くすることで、満期保険金の受取率が上がる。
・満期保険金は一括でもらえるタイプと分割でもらえるタイプがある。
・子どもが一定の年齢に達したときにお祝い金がもらえる商品もある。
・保険期間中に契約者が死亡もしくは高度障害状態になった場合はその後の保険料は免除される。
・保険期間中に子どもが死亡した場合は所定の死亡給付金がある。

学資保険には以上のような特徴があります。

満期保険金が支払保険料総額に比べどの程度の増減があるかは商品によって異なります。

そのため、事前に商品を比較検討する必要があります。

注意点としては、満期保険金が一括でもらえる商品と数回に分けてもらえる商品がある点です。

もし、入学金用などの用途でまとまったお金が一度にほしい場合は、分割でしかもらえないタイプを選ぶと入学金にあてる資金が足りず後々困ることになりかねません。

また、学資保険は低解約返戻金型終身保険とは異なり、死亡に備える保険ではないため、契約者に万一のことがあってもその時点で保険金は支払われません。

満期になって初めて満期保険金が支払われます。

ただ、保険金はすぐには支払われないとしてもその後の保険料の支払いは不要になるため、契約者に万一のことがあっても確実にあらかじめ決められた額の学費は準備できます。

明治安田生命 「つみたて学資」の契約例


学資保険の内容を分かりやすくするために、具体的な契約例をみてみましょう。

明治安田生命の「つみたて学資」を例にあげます。

契約者:30歳男性必要
子ども:0歳
満期受取総額:300万円
保険料払込期間:子どもが15歳になるまで
月々の保険料:15,995円
受取率:104.1%

上記はあくまでも1例です。

契約内容が異なれば受取率は変わります。

例えば、満期受取総額も300万ではなく200万にすると受取率は下がります。

反対に、保険料の払込期間を15歳までではなく10歳までや一括払いにすると受取率は上がります。

こだわり終身保険v2と学資保険 結局どっちがおすすめ? ~2パターンで比較~


こうした学資保険の特徴もふまえて、両者を比較してみましょう。

①死亡保障は考えず、単純に貯蓄を目的とする場合

・資金を必要とする時点での返戻率の高いほうを選ぶ

単に学費としてお金を計画的に準備しておきたいという理由だけであれば、返戻率の高さに注目することが大切です。

ただし、ここで注意してほしいポイントがあります。それは資金が必要となる年の返戻率で比較するという点です。

例えば、お子さんが高校3年生時必要となる入学金などの進学資金としての貯蓄を検討しているのであれば、その年の返戻率を比較しなければなりません。

学資保険の返戻率はパンフレットなどでも簡単に確認できますし、各社ホームページでは、年齢などを入力して保険料や受取率のシミュレーションをすることもできます。

「こだわり終身保険v2」の場合、保険料払込期間は35歳や40歳、20年間などから選ぶことができます(ただし契約開始時での年齢制限があります)。

仮に保険料払込期間を20年間とした場合、一般的には20年後には解約返戻金が支払総額より割増になるため、その時点で解約すれば元はとれることになります。

20年後というと入学金にはあてられませんが、毎年の学費や結婚費用などにはあてることができそうですね。

それにもしその時点で必要なければ解約せず据え置きにすることで解約返戻金をさらに増やすことができるのも利点です。

将来の経済状況が予測通りにいくとも限りませんよね。

解約のタイミングも選べることで、将来柔軟に対応できるため、より有効に満期保険金を使うことができますね。

ご自身が実際に解約したい時期の返戻率がどのくらいになるのかについては販売員さんや販売代理店などで確認してみてくださいね。

②学費としてだけでなく、万が一のときに柔軟に対応できる資金として扱いたい

・こだわり終身保険v2の方がおすすめ

学費も計画的に準備しつつ、契約者に万一の際には保険金を生活費にあてるなどより柔軟に対応したい場合は、「こだわり終身保険v2」の方がおすすめといえます。

先ほどもご紹介したように、学資保険の場合、一般的には契約者に万一のことがあっても、その時点ではお金を受取ることができません。

決められた満期になって初めて受取りができるため、すぐにお金が必要となったときには融通が利かないというデメリットがあります。

しかし、「こだわり終身保険v2」なら、契約者に万一のことがあればその時点で保険金がおります。

そのため、それをすぐに生活費にあてることもできますし、学費として残しておくこともできるのでより柔軟に扱うことができます。

以上、「こだわり終身保険v2」が学資保険がわりに使えるかどうかについてご紹介しました。

お金が必要となる時期や、何を目的に保険に加入するのかをしっかり考えてみることで、どちらが家庭に合っているのか判断がつきやすくなりますよ。

「こだわり終身保険v2」はどんな人におすすめ?


これまでご紹介したこだわり終身保険v2の特徴を踏まえると、「こだわり終身保険v2」は、以下のような方におすすめの商品といえます。

・死亡時に備えながら、教育や老後資金としても効率的にお金も貯めていきたい。
・貯めたお金は柔軟に使えるようにしておきたい。
・特定の病気になったときの経済的負担を軽減したい。
・保険料は掛け捨てにしたくない。
・月々の保険料を支払っていくだけの余裕がある。
・タバコを吸っていない

上記のような家庭状況のある場合には、「こだわり終身保険v2」への加入を検討してみる価値はあるといえます。

死亡保障に限ってみてみると、貯蓄性があるという点から月々の保険料は定期保険に比べると格段に高くなります。

そのため、その比較的高額な保険料を毎月支払うことが可能かどうかをきちんと検討する必要があります。

また、生命保険は死亡保障に関するものだけではありません。ガン保険や医療保険、個人年金保険などもあります。

それらのうち、必要と思われる保険の費用とのバランスも考えながら加入していくことも頭に入れておかなければならないでしょう。

ただし、保険料の掛け捨てはもったいないという考え方の場合は、貯蓄性のある商品はおすすめできます。

ちなみに筆者の場合は、死亡保障では掛け捨てにして、ガン保険は掛け捨てではない貯蓄性のある商品に加入しました。

もちろん掛け捨てだともったいないからと思いガン保険はは貯蓄性のある商品にしました。

しかし、死亡保障の場合は保障内容を手厚くしたかったため、充実した保障を安い掛け金で得られる掛け捨てタイプの保険を選びました。

「こだわり終身保険v2」のように、貯蓄性のある商品で同様の保障内容を得ようとするとかなり高額な保険料になるため、月々の支払いが不可能だったのです。

筆者の例のように、まず死亡保障として必要な補償額を先に考えることで、掛け捨てにするか貯蓄性のある商品にするか選びやすくなりますよ。

マニュライフ生命 その他の終身保険

ここまで「こだわり終身保険v2」を詳しく紹介してきました。

少しずつ特徴などをつかんでいただけたかと思います。

そうなると、次はマニュライフ生命に「こだわり終身保険v2」以外の終身保険はないの?という疑問が出てくるのではないでしょうか。

繰り返しになりますが、保険は大きな買い物です。

解約することで損をすることも多いため、一度加入すると安易に解約することもできません。

そのため、加入の前には類似商品の比較検討をしっかりして納得したうえで加入することをおすすめします。

以下、マニュライフ生命の終身保険をご紹介します。

①こだわり外貨終身
②未来につなげる終身保険
③未来を楽しむ終身保険

①【こだわり外貨終身】

・一生涯の死亡・高度障害補償。
・契約通貨が日本円ではなく、米ドルもしくは豪ドル。
・金利の変動に応じて積立利率も連動する。
・最低保証積立利率あり(年1.5%)。
・タバコを吸わない人は保険料が割安になる。
・ガン・急性心筋梗塞・脳卒中で所定の状態になったとき、以後の保険料の払込が免除される。

「こだわり外資終身」は米ドルか豪ドルで契約し、その通貨建てで一生涯の死亡と高度障害補償を受けることができます。そのため解約返戻金は外貨建てになります。

ただし、保険金、解約返戻金はともに外貨もしくは円のどちらでも受取ることも可能です。

注意点としては、外貨で積立てるため為替変動によるリスクを伴うほか、外貨で運用することによる諸費用がかかる点が挙げられます。

積立利率が金利の変動に応じて連動するため、解約返戻金がいくらになるかは契約時では分かりません。

ただし、年1.5%という最低保証積立利率がある点では安心といえます。

また、外貨を所持することになるので、円以外でも資産を形成するという通貨の分散効果もあります。

②【未来につなげる終身保険】

・一生涯の死亡・高度障害補償。
・契約通貨を円・米ドル・豪ドルから選ぶ一時払い終身保険。
・非契約者は60歳~87歳まで。
・契約時から基本保険金額が一時払い保険料を上回る。
・簡単な告知で加入可。

「未来につなげる終身保険」は契約ができる年齢が60歳~87歳までと限られた終身保険です。

契約通貨は円だけでなく米ドル・豪ドルからも選ぶことができ、保険料は一時払いとなります。保険料の払込通貨は、契約通貨のほか、円・ユーロ・ニュージーランドドルからも選ぶことができます。

契約初期費用や外貨を扱う際の諸費用が必要になります。

また、解約返戻金額は変動します。

将来への貯蓄というよりも、終身保険の相続税対策の側面を活かして家族に資産を残すための商品といえます。

③【未来を楽しむ終身保険】

・豪ドルまたは米ドルから選ぶ外貨建ての一時払い終身保険
・保険料を変額部分と定額部分に分けて運用
・一生涯にわたる死亡保障
・「ターゲットタイプ」と「定期引出タイプ」の2つのタイプあり

「未来を楽しむ終身保険」は、一時払いした保険料を定額部分と変額部分に分け、米ドルか豪ドル建てて運用します。

変額部分でプラスαの運用効果を期待しますが、定額部分があるため一時払い保険料の最低保証割合は確保されます。

特徴として、「ターゲットタイプ」と「定期引出タイプ」の2つのタイプが用意されています。

「ターゲットタイプ」の場合は、円に換算した解約返戻金額が円建ての目標額に到達したら、自動的に運用効果を確保し円建て終身保険に移行します。

「定期引出タイプ」は、変額部分の運用効果が出た場合に、定期引出金が毎年支払われます。

為替変動によるリスクを伴うほか、運用手数料や外貨取扱いに係る諸費用がかかります。

他にも金利変動により解約返戻金が一時払い保険料を下回る可能性もあります。

死亡保障をしながら、運用による資産形成を期待できる一方でリスクも十分考えなければならない商品といえます。

以上、マニュライフ社の3種類の終身保険をご紹介しました。

円建てである「こだわり終身保険v2」と異なり外貨建ての商品であるため、分かりにくいといった印象をもたれた方も多いと思います。

死亡保障もしながら確実な解約返戻金も期待したいという場合には、解約返戻金額があらかじめ決まっている「こだわり終身保険v2」が分かりやすく確実だといえます。

死亡保障に重点を置くのか、もしくは将来への貯蓄を優先したいのか、またはリスクを踏まえたうえで積極的に運用していきたいのか、ご自身の目的を精査して検討してみてくださいね。

マニュライフ以外の低解約返戻金型終身保険はどんなものがあるの?


低解約返戻金型終身保険はマニュライフ社だけが取り扱っているわけではありません。そのほかの保険会社の商品をご紹介します。

・オリックス生命保険 RISE(ライズ)
・メットライフ生命 終身保険つづけトク終身
・損保ジャパン日本興亜ひまわり生命 一生のお守り
・三井住友海上あいおい生命 &LIFE終身保険(低解約返戻金型)
・住友生命 バラ色人生

以上のような商品も低解約返戻金型終身保険です。

それぞれの商品に特徴がありますので、興味のある方は代理店などで確認してみてくださいね。

貯蓄目的でこうした商品に加入する場合には、解約返戻金の返戻率を必ず確認するようにしましょう。

低解約返戻金型終身保険の中には、保険料払込期間満了後も解約返戻率が100%を上回らないものもあることがあります。

まとめ


以上、「こだわり終身保険v2」に関して、様々な観点からアプローチをしました。

「こだわり終身保険v2」や低解約返戻金型終身保険の特徴やメリット・デメリットについてご理解いただけたかと思います。

これを読んでいただいたことで、皆さんの保険選びが少しでも前進するとうれしいです。

ご紹介した類似商品も保険選びの参考にしてみてくださいね。

必要な補償額や内容・加入する目的・家計の状況など多方面から検討していくことで、きっとご家庭にぴったりの保険が見つかりますよ。

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