保険の満足度を高める方法~生命保険に納得して入るために心がけたいこと

生命保険に納得して入るために

さてこの記事では、「今まで保険を考えてなかったけど、そろそろ入らないとな…」と思われる方が、少しでも満足度の高い保険に入れるよう、考えるべきポイントについてまとめてみました。

一般的に、保険のセールスパーソンからは商品の説明を受けることはあっても、「そもそも保険って、何?」という基本の部分から説明を受けることはあまりないかと思います。

この記事では、最新の満足度調査の結果をふまえながら、これから保険を考える人が知っておくべきポイントと、注意すべきポイントについてわかりやすくご説明をします。

生命保険って、何?

生命保険とは、大勢の人が保険料を負担し、給付を受け取る仕組みであり、死亡や病気・ケガ、介護などになった場合、経済的に困らないために備えるもの。

私たちの生活の中にはさまざまなリスクがあります。

病気やケガ、事故といった出来事はいつ起こるかわかりませんし、もしかすると起こらないかもしれません。

ですが、いったん起こると、まとまったお金が必要になるものでもあります。

このような場合に備えておくのが、生命保険であると言えるでしょう。

また、不測の事態だけでなく、子どもの教育費だったり、老後の生活資金といった、将来必要となるお金を、必要な時期や目的にあわせて準備する手段としても利用することができます。

このように、保険は自分や家族を守る「生活保障」の手段です。

自分や家族に必要な保障内容を理解し、目的に合った保険を選んで契約することが大事です。

正しい知識を身につけ適切な保険に入れば、人生の大きな味方となるのが生命保険なので、上手に活用していきたいものです。

これだけはおさえておきたい保険用語

ここでは、ごく基本的な生命保険に関する用語をご説明したいと思います。

これらを理解していないと、セールスパーソンから説明を受けたり、ネットで調べる場合も間違った理解をしかねませんので、必ず知っておきたい知識です。

■契約者:生命保険会社と保険契約を結ぶ人。契約上のさまざまな権利と義務を持ちます。権利とは、保険の契約内容の変更などで、義務は保険料の支払い義務などを指します。

■被保険者:保険の対象となる人。この被保険者は、契約者と同一でない場合もありますが、契約上の責任を負うのは被保険者ではなく契約者となります。

■受取人:保険金、給付金、年金などを受け取る人です。

■保険料:契約者が保障を得る対価として生命保険会社に払い込むお金。

■保険金:被保険者が、保険の支払事由に該当した場合支払われるお金。死亡時や満期時に支払われます。また通常、保険金が支払われると保険契約は消滅します。

■給付金:被保険者が入院や手術などをした場合、生命保険会社から受取人に支払われるお金です。

■解約返戻金(かいやくへんれいきん):解約金とも言います。解約をした場合に支払われるお金で、保険種類によってはまったくない場合や、あってもごく少額のものもあります。

保険商品の見方


さてここでは、保険の構成要素について見ていきましょう。

大手国内生命保険会社は、いろんな保障を組み合わせたパッケージ商品を売り出していますが、実は構成要素はごくシンプル。

こんな図式で説明ができます。

【生命保険=主契約+特約】

生命保険が家だとすれば、主契約は土地で、特約は建物と説明できるでしょう。

土地である主契約は、保険契約でなくてはならないもの。

特約は、ニーズに合った内容を自由に組み合わせて、自分にとって必要な保障内容にしていきます。

さてここでは、主契約と特約について具体的なご説明をしていきます。

主契約とは?

先ほども書きましたが、ベースとなる部分であり主契約だけでも契約ができます。

特約とは?

主契約に付加して契約することで、主契約の保障内容をより充実させることができます。

特約だけで契約することはできません。

また、主契約が満期や解約すると、特約も消滅します。

生命保険会社の販売名称は、各生命保険会社によってさまざまですが、商品を構成している主契約や特約の種類の名称は、おおむね各社で共通しています。

けれども、同じ保険種類の名称であっても、具体的な保障内容や仕組みは異なる場合があるので注意が必要です。

生命保険は3種類だけ


先ほど、生命保険は主契約と特約の組み合わせであるとご説明をしました。

特約は各社ともに、独自性を出す部分ですので、多種多様な種類があります。

けれども、生命保険の種類は実は3種類しかなく、基本的に主契約はこの3種類をベースとしています。

その3つとは、「終身保険」「定期保険」「養老保険」です。

ここでは、もし1000万円の保険金を受け取る場合を例にして、その3種類の生命保険がそれぞれどう支払われるのか、知っておくべきポイントについてご説明をしました。

終身保険

終身保険の保険期間は一生涯。1000万の保険金で掛けている場合、死亡の際には1000万円が支払われます。

保険料の払い込み期間は、終身払い・有期払い(60歳までなど)、一時払いなどがあります。

定期保険

定期保険は、その名の通り「期間」が「定まった」保険。

保険期間は10年間や65歳までなど、あらかじめ決めた期間で加入をし、その間に亡くなった場合は1000万円の保険金が支払われます。

定められた期間になると、保険は終了するか、もしくは更新ができる場合もあります。

3つの基本形の中では最もシンプルで、同じ保険金でも保険料は一番安いのが特徴です。

養老保険

養老保険の保険期間は有期で、保険期間中に亡くなった場合は1000万円の保険金が支払われます。

そして満期まで生存した場合には、保険金額と同額の1000万円が満期保険金として支払われます。

3つの基本形の中では最も貯蓄性があるので、保険料も一番高くなります。

保険の選び方

さて、ここでは実際に保険に加入する際には、どのような点に気を付けたらいいのか、基本的なことについてご説明をしましょう。

必要保障額の考え方


保険に入る際に、一番最初に考えるべきことは、この必要保障額がいくらかという点でしょう。

必要保障額というのは、自分が万一のことがあった場合、残された家族がどれだけ必要なのかを算出した額です。

一般的にはこのような計算式になります。

【必要保障額=遺族の支出ー遺族の収入】

遺族の支出:生活費・子どもの教育費・住宅費・葬儀費用・相続税など
遺族の収入:遺族基礎年金・企業保障・資産(貯金・不動産・株式)・配偶者の収入など

そして、算出の目安としてはこのような式もあります。

【必要な金額の目安=年収×3年+子供の教育費(お子さんがいる場合)】

3年というのは、残された家族の方が生活を立て直すのに必要な時間の目安です。この算式も具体的に参考になるかと思います。

保険料ってどんな仕組みなの?

この項目では、月々払っていく保険料の内訳が、どうなっているのかを具体的にご説明をします。

保険料が決まる要素は、「予定死亡率」「予定利率」「予定事業費率」というこの3つ。

聞き慣れない言葉と思いますが、これらの予定率と、のちに述べる保険料の内訳を知ることで、なぜ保険会社によって保険料が大幅に違うのかが理解できると思います。

■予定死亡率:過去の統計をもとに、性別・年齢別の死亡者数(生存者数)を予測し、将来の保険金などの支払いにあてるための必要額を算出します。算出の際に用いられる死亡率を予定死亡率といいます。

■予定利率:生命保険会社は資産運用による一定の収益をあらかじめ見込んで、その分だけ保険料を割り引いています。その割引率を予定利率といいます。

■予定事業費率:生命保険会社は契約の締結・保険料の収納・契約の維持管理などの事業運営に必要な諸経費をあらかじめ見込んでいます。これを予定事業費率といいます。

保険料は、これらの数字をもとに決まるということをご説明しましたが、保険料はさらに、「純保険料」と「付加保険料」のふたつで決まっています。

■純保険料:こちらは「予定死亡率」や「予定利率」を元に計算されるもので、死亡保険金や満期保険金などの支払いにあてられます。

■付加保険料:保険会社の経費のことで、「予定事業費率」を元に計算されます。

付加保険料には、以下のようなものがあります。

・営業マンやセールスレディの人件費
・店舗を運営するための費用
・テレビCMなどの広告宣伝費
・保険料を徴収するための経費
・保険契約を管理するための維持管理費

同じような保障内容であっても保険会社によって保険料が違うのは、保険会社の経費の違いが大きく影響しています。

大規模な保険営業組織や、職員を持たないネットの保険会社は経費が少なくて済む分、保険料を低く設定できるとも考えられます。

保険に入るには、どんなことを知っておくべき?ー2018年保険契約満足度調査からわかること


さてここでは、マーケティングリサーチ会社が調査した、最新の顧客満足度調査の結果について触れてみたいと思います。

この満足度調査は、人気の保険会社のランキングになっていますが、調査結果からは、単なる人気投票ではなく、私たちが加入の前に知っておくべき知識についても浮き彫りになっています。

(参考サイト 2018年顧客満足度調査/ J.Dパワージャパン)

まとめ

アンケートの調査結果では、「次回に更新する内容」、「保険金・給付金の請求手続き」、「請求時の連絡先」に関する説明があった場合の満足度が高いとのこと。

一方で、「主契約の保障内容」、「特約の種類と内容」、「保険金や給付金が支払われるケース」、「保険料の支払方法の種類とその金額」に関する説明への満足度が低いというデータが出ています。

つまり、本記事で述べたような基本的なことは、セールスパーソンが説明には時間を割かないということとも言えるでしょう。

ある意味、自己責任で知っておくべき情報化もしれません。

今回の記事では、保険のプロからもなかなか知る機会がない情報についてまとめてみました。

もちろん、セールスパーソンには、こちらから尋ねたら、こころよく教えてくれるものと思います。

しかしそれも、こちらがある程度知っていてこそのこと。

わかっていなければ、質問することもできません。

加入の際により納得できて、満足度を上げるためにも、ぜひこの記事を参考にしていただけたら幸いです。

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