保険とうつ病~鬱病の人は保険に入れない?気になる噂をFPが徹底解剖!

うつ病にかかる人が、近年急増しています。

うつ病ととらえる範囲が広がったからでもありますが、それだけが原因じゃない事は言うまでもありません。

「もしかして、1度でもうつ病にかかったら保険に入れないの?」

「もしもうつ病にかかったら、今入っている保険はおりるの?」

そんな不安や疑問にお答えすべく、ここでは保険とうつ病の関係について説明します。

ポイントは以下の8つです。

・うつ病だと保険に入れないって、本当?
・うつ病、治療中でも入れる死亡保険は?
・うつ病、治療中でも入れる医療保険は?
・その他、うつ病でも入れる保険は?
・うつ病を隠して保険に入ったらどうなるの?
・うつ病、通院だけでも給付金が受取れる保険は?
・うつ病、在宅療養でも給付金が受取れる保険は?
・うつ病をサポートする公的制度

うつ病だと保険に入れないって、本当?

うつ病は、完治して一定期間が経てば保険に入れます。

「一定期間」とは、日本の保険会社か外資系かを問わず5年、かんぽ生命なら3年です。

完治してこれだけ経っていれば、うつ病が原因で保険に入れないという事はなくなりますのでご安心下さいね。

しかしまだ治療中という人は、単刀直入に言いますが、通常通りの健康状態の審査が必要な保険には100%入れません。

「退院してから薬はもらっているけど飲んでない、それでも全く問題ない」と言う人がいますよね。

また、「薬を飲まなくても良い段階、毎日仕事や学校にも行けていて経過観察中」という人もいます。

しかし、たとえ患者さんが薬を飲んでいなくても、薬を処方されている時点で治療中ですし、経過観察中は完治とは違います。

昔は保険に入れない病気というのがたくさんありました。例えば、糖尿病や高血圧症。

しかし今は、たとえ治療中でも保険に入れるようになりました。

半年以上薬を飲んでいて、糖尿病はHbA1cの数値や血糖値が、高血圧症は血圧の数値が正常なら良いという事です。

しかしうつ病は、検査などで明確に診断できる病気ではありません。

セロトニンやノルアドレナリンなどの脳内の神経伝達物質の働きが悪くなっていると推測されているとは言え、十分に実証されている訳ではありません。

しかも、うつ病は患者さん1人1人に合った、デリケートな治療が必要な病気です。

従って保険会社の判断も、糖尿病や高血圧症のようにはいかないのです。

ですが、大丈夫ですよ。

今では、持病のある人用に健康状態の審査が緩い保険があります。そういった保険に入れる可能性は、十分あります。

更には、健康状態の審査なしという保険もありますので、後にこれらの保険をご紹介しますね。

ちなみに、入院中は如何なる場合でも、100%保険に入れません。正常分娩でもです。

参考URL うつ病|疾病の詳細|専門的な情報|メンタルヘルス|厚生労働省

うつ病、治療中でも入れる死亡保険は?


引受規準緩和型

うつ病の治療中でも入れる可能性の高い保険として、健康状態の審査が緩い引受規準緩和型の保険があります。

まず、死亡保険についてお話します。

・メットライフ生命「終身保険 ずっとスマイル」

基本コースと充実コースがあります。

加入可能な年齢範囲は30才~80才まで、プランによって多少異なります。

健康状態の審査は、以下の3項目の告知で済みます。

以下の項目全てに該当しなければ、加入できます。

1、最近3ヶ月以内に受けた医師による検査、検診または診察により、以下の①または②をすすめられたことはありますか。

①入院*¹または手術

②ガン(悪性新生物*²または上皮佞臣生物)の疑いでの再検査・精密検査

2、過去1年以内に病気やケガで入院*¹や手術を受けたことがありますか。

3、過去5年以内に、以下①~③の病気と新たに診断されてこと(再発や転移を含みます)、あるいは以下①~③の病気により入院*¹や手術を受けたことがありますか。

①ガン(悪性新生物*²または上皮佞臣生物)

②肝硬変

③統合失調症、アルコール依存症、認知症

 

*¹[入院について]入院日数にかかわらず、「治療のための入院」「検査入院」「教育入院」を含みます。なお正常分娩による入院は含みません。

*²白血病その他の血液のしゅようは悪性新生物に含みます。

引用_メットライフ生命 終身保険 ずっとスマイル

参考URL 終身保険 ずっとスマイルのメットライフ生命

3の③に精神疾患についての質問がありますが、うつ病については問われていません。

従って他の項目に該当しなければ、この保険には入れます。

健康状態の告知項目が各社で多少異なりますが、引受規準緩和型の死亡保険は他にもたくさんあります。

例えば以下のものです。

・オリックス生命「終身保険 新ライズ・サポート」
・ライフネット生命「定期死亡保険 家族への保険」
・アクサダイレクト生命「はいりやすい定期」

終身保険は解約金があります。

定期保険は掛け捨てですが、終身保険より保険料は安いです。

「掛け捨てはイヤ、もったいない」という人が多いですが、今のように低金利の時代は解約金有りの保険の返戻率(払った保険料に対していくら戻ってくるかを表す率)も低いです。

加入前に是非、細かく計算して見て下さい。

支払った保険料から解約金を引いた残りは、保険料として消えている金額です。

掛け捨ての保険の保険料の方が安いなんて事も、十分あり得ますよ。

何はともあれ、選択肢はたくさんあります。

ご安心下さい。

無選択(別)型

加入に際し、健康状態の審査が全くない保険を無選択(別)型と言います。

以下のものがあります。

・「アフラックの終身保険 どなたでも」

加入可能な年齢範囲は40才~80才まで。

保険料を月々2,000円から1,000円単位で選びます。

選んだ保険料によって保険金額が決まります。

例)40才男性・月払保険料4,000円の場合

病気死亡の場合の保険金額1,114,800円

災害死亡の場合の保険金額4,459,200円(病気死亡の4倍)

契約日から2年以内に病気で死亡した場合の死亡保険金は、払い込んだ保険料相当額のみです。

但し、交通事故などの不慮の事故または所定の感染症で亡くなった場合は、病気死亡保険金額の4倍の保険金が支払われます。

こちらには、契約日からの経過年数は関係しません。

参考URL 終身保険どなたでも|保険・生命保険はアフラック

無選択(別)型の死亡保険の他の例を以下に挙げます。

・損保ジャパン日本興亜ひまわり生命「新・誰でも終身」
・アクサダイレクトの「はいりやすい定期」

うつ病、治療中でも入れる医療保険は?


引受規準緩和型

医療保険にも引受規準緩和型のものがあります。

健康状態の審査は、3~4項目のみの告知で済みます。

例えば、アクサ生命「メディ・アン」です。

加入可能な年齢範囲は20才~74才まで。

入院給付金日額5,000円と10,000円のコースがあり、保障期間は一生涯です。

80才や90才になっても保険料を払い続けるのはイヤだという人は、保障期間とは別に保険料払込期間を選べます。

他の保険料払込期間の選択肢は、65才までと75才までです。

健康状態の審査は、以下の4項目の告知です。

4項目全てに該当しなければ、加入できます。

1.過去1年以内に、病気やけがで、入院*1をしたことまたは手術*2をうけたことがありますか?

2.過去5年以内に、ガン・悪性新生物(肉腫・白血病・悪性リンパ腫・多発性骨髄腫を含みます。) および上皮内新生物(上皮内ガン)で、入院*1をしたこと、または手術*2をうけたことがありますか?

3.現在、ガン・悪性新生物(肉腫・白血病・悪性リンパ腫・多発性骨髄腫を含みます。)および上皮内新生物(上皮内ガン)、 慢性肝炎、肝硬変で、医師の診察・検査*3・治療・投薬をうけていますか?*4

4.最近3ヵ月以内に、医師の診察または検査により入院*1または手術*2をすすめられたことがありますか?

*1 検査入院を含みます。ただし、検査の結果、治療の必要がなかった(病気やケガではなかった)場合、または、正常分娩による入院は除きます。

*2 先進医療による手術を含みます。*3肝炎が6ヶ月以上継続しているものも含みます。

*4 検査待ち期間を含みます。*5前記疾病の疑いがあると医師に指摘されている場合も含みます。

引用_アクサ生命パンフレット「メディ・アン」

1ですが、他の引受け規準緩和型の保険は過去2年について問われます。

しかしアクサ生命「メディ・アン」は1年です。

ところで、こういった引受規準緩和型の保険は緩和型ではない保険より保険料が高めに設定されています。

どの位高いのか比較した結果が表1です。

基本的な保障内容に各社の特徴が見られますので、それも比較してみて下さい。

アクサ生命「メディ・アン」とオリックス生命「新キュア・サポート」が引受規準緩和型です。

オリックス生命については、緩和型ではない保険も比較用に載せました。

保険の内容として、以下3つの条件を統一しました。

・35才男性
・入院給付金日額5,000円
・保険料払込期間終身

表1 引受け規準緩和型の保険と通常の保険の保険料比較

アクサ生命

「メディ・アン」※¹

オリックス生命「新キュア・サポート」※¹ オリックス        生命 三井住友

海上あいおい生命※²

日本生命
1入院の限度日数  60日  60日  60日 60日 62日
 

手術給付金

 

入院中 5万円 5万円 10万円 10万円 10万円
日帰り 2.5万円 2.5万円 2.5万円 2.5万円 5万円
その他の保障やサービス ・放射線治療給付金

10万円/回

・ベスト

ドクターズ

サービス

先進医療給付金/技術料と同額、通算2,000万円まで 先進医療給付金/技術料と同額、通算2,000万円まで ・先進医療給付金/技術料と同額、通算2,000万円まで

・八大疾病入院無制限給付特約

ベストドクターズサービス
通算支払限度日数  1,095日  1,000日  1,000日  1,095日  1,095日
月払い保険料  3,885円  3,125円  1,842円  2,363円  3,980円

※¹契約日から1年以内の給付金は記載の金額の50%になります。

※²入院5日目までの入院給付金は一律2.5万円です。

如何ですか?

比較して見えた事は以下の事でしょうか。

・引受基準緩和型の保険は緩和型ではない保険より保険料は高め
・手術給付金が少ない
・契約後1年以内は給付金に制限あり

1年以内に給付金が発生しても、50%という制限をなしにする事を選べる保険会社もあります。

いずれにしても、保険に入りたいのに持病があって…という人にとっては、どの項目もそれほど弊害にはならない範囲だと考えます。

むしろ、十分頼りになる内容ではないでしょうか。

また、病気は完治しているけど5年(3年)経っていないので通常の保険には入れないという間のお守りとして、こういう保険を活用するのも良いですよね。

他の引受基準緩和型の医療保険を幾つかをご紹介しておきます。

・メットライフ生命「フレキシィゴールド エス」
・朝日生命「スマイルメディカル ワイド」
・アフラック「引受規準緩和型医療保険 やさしいEVER」

無選択(別)型


無選択(別)型で医療保険というのは、なさそうです。

かつては、アメリカンホーム保険「ザ・大人の医療保険」というのがありましたが、2016年4月1日から販売されなくなりました。

ですが、健康状態に関する告知項目を見て頂いてお分かりのように、引受規準緩和型の保険はうつ病の方も入れる可能性が大いにあります。

ガッカリしないで下さい。

その他、うつ病でも入れる保険は?

引受規準緩和型や無選択(別)型ではないけれど、うつ病の治療中でも加入できる保険として、以下のものがあります。

・がん保険
・傷害保険

がん保険は「がん」に特化した保険です。

従って健康状態の審査も、がんにかかるリスクを見るものになります。

例えばポリープですね。

うつ病は、がんとは直接結びつかない病気なので加入できる可能性は十分にあります。

傷害保険は損害保険になります。

そもそも健康状態の審査はなく、保障はケガや熱中症のみですが、通院から入院・手術まで保障します。

年額1万円程度で入れますので、選択肢の1つとして如何でしょうか。

うつ病を隠して保険に入ったらどうなるの?


一見うつ病の治療中には見えない人がいます。

ましてや、経過観察で病院から薬も処方されなくなったとなると、

「もう直っているも同然。うつ病と言うと保険に入れないなら、告知しなくてもいいかな?」と思ったりしますよね。

もっとも、これはうつ病に限った事ではありませんが…。

では、本当にうつ病を告知しないで保険に入ったらどうなるでしょうか?

そもそもそんな事はできるのでしょうか?

保険に入る際の健康状態の審査方法には、以下の3つがありますよね。

・書類やパソコンで質問に答える告知
・健康診断や人間ドックの結果資料の提出
・医師による診察

年齢が若い、保障金額が少ないといった場合は告知で済みます。

告知だと、病気を隠す事は可能です。

その結果、保険には入れるでしょう。

問題はその事が発覚しないかどうかです。

申し込みをした時には状態の良かったうつ病が、保険加入後に悪化し入院したとします。

保険請求では保険加入後の経過年数が重要なポイントです。

2年以内なら診断書の提出が必須です。

そもそも診断書には初診日の記載が求められますが、保険に入った時点で治療中ではなかったかなどの調査も入ります。

その結果、告知の際に嘘をついた事が発覚し告知義務違反になります。

仮にその病気がうつ病以外だったとしても、うつ病との因果関係がある病気もありますので、診断書で嘘が発覚する可能性は大いにあります。

告知義務違反が発覚した場合の保険会社の対応は以下の通りです。

・2年以内に発覚…契約解除
・請求が2年経過後でも、発生が2年以内…契約解除
・給付金は一切なし
・支払った保険料の返還なし
・悪質な場合は「詐欺」

何だか怖いですよね。

これまでの保険の歴史を見ると、医療の進歩に合わせて変わっている事が分かります。

うつ病などの精神疾患が急増している今の時代、保険は精神疾患にも対応できるように変わる事を求められていると言えるかもしれません。

うつ病の事を話したくなければ話さなくても良いです。

ただ、隠す事を考えるより先に、来店型の保険ショップなどで、今の保険の健康状態の審査がどのようなものなのかを正しくリサーチしてみて下さい。

うつ病、通院だけでも給付金が受取れる保険は?


医療保険に関して言えば、うつ病に限らず、病気やケガで通院だけでお金がおりるものはありません。

確かにアフラックの医療保険やがん保険には、通院保障が付けられます。

また、以前はほとんどの保険会社が通院特約を販売していました。

もしも今これを読んでいるあなたが随分前に入った保険を見直していないなら、通院特約が付いているかもしれません。

しかし今も昔も、保障の対象となる通院は保険の支払い対象となる入院に伴ったものだけです。

従って入院のない単なる通院では保険はおりません。

就業不能保険はどうでしょうか?

働けない状態が60日継続した時、生活費のサポートという形でお金がおりる保険ですね。

この60日の中に通院日数も含まれるなら、通院も保障してくれるという事ですよね。

ところが、そもそもうつ病をはじめ精神疾患が原因の就業不能状態は保障対象外とする保険会社が多いです。

・チューリッヒ生命「くらすプラス」
・日本生命「もしものときの…生活費」

これらは、精神疾患による就業不能状態も保障してはくれます。

しかし60日の対象となるのは、以下の2つに該当する日数だけです。通院は含まれないのです。

・入院
・精神・神経障害2級以上

うつ病、在宅療養でも給付金が受取れる保険は?

数は多くありませんが、うつ病で働けなくなった場合を保障してくれる就業不能保険がありました。

しかし、単なる通院は働けない状態として認められませんでした。

在宅療養もやはり対象にはなりません。

就業不能保険以外で在宅療養を保障してくれる可能性のあるものは、民間の保険会社の保険にはなさそうです。

うつ病をサポートする公的制度


うつ病の治療は、入院よりも通院で行う事が多いですね。

従って、うつ病で治療中の人は通院も保障して欲しいわけです。

その観点から民間の保険会社の保険を見ると、通院を保障してくれるのは「保険の支払い対象となる入院に伴った通院のみ」という条件付きながら、やはり医療保険しかないのかなという結論になります。

そこで目先を変えて、うつ病をサポートしてくれる公的制度について調べてみました。

4つありましたよ。

1、日傷病手当金
2、自立支援医療(精神通院医療費の公的負担)
3、精神障害者保健福祉手帳
4、精神障害による障害年金

どれも重複して受給できますが、同一のケガや病気で傷病手当金と障害年金を同時に受給する場合、傷病手当金が下記のように調整されます。

・傷病手当金の方が障害年金より多い…障害年金との差額を傷病手当として支給
・傷病手当金の方が障害年金より少ない…傷病手当なし

(つまり、どちらになっても受給できる金額は、傷病手当金の金額か障害年金の金額かどちらか多い方の金額のみという事)

では、1~4を詳しく見て行きましょう。

傷病手当金

会社員や公務員の方など、健康保険の被保険者が3日間連続して仕事を休んだ時、4日以降休んだ日から支給されるものです。

残念ながら、自営業者などの国民健康保険の被保険者にはこの制度はありません。

支給される金額は標準報酬日額の3分の2です。

標準報酬日額とは直近の継続した12ヶ月の標準報酬月額の平均額の30分の1です。

例) 標準報酬月額300,000円の人の1日あたりの傷病手当金

300,000÷30×2/3(1円未満は四捨五入)=6,700

つまり、30日間仕事を休んだ場合の傷病手当金は6,700×30で201,000円になります。

傷病手当金は、仕事ができずお給料がもらえない状態が続くと、最長で1年半、受取る事ができます。

自立支援医療(精神通院医療費)


自立支援医療(精神通院医療費)は、てんかんを含む精神疾患で、通院による治療を続ける必要がある人に、通院のための医療費の自己負担を軽減する公的制度です。

軽減される医療費は通院によるもののみなので、入院の医療費は含まれません。

公的医療保険の対象外の治療費も対象外です。

外来での投薬やデイ・ケア、訪問看護は含まれます。

医療費の軽減というのは、健康保険や国民健康保険で通常3割負担のところが1割負担になるという事です。

更に、1ヶ月当たりに患者さんが負担する上限というのも設定されています。

所得によって6段階に分かれていて、生活保護を受けている方は0円、次の段階の方は2,500円です。なかなか有難い制度だと思います。

実施主体は、都道府県または指定都市です。

精神障害者保健福祉手帳

日常生活もしくは社会生活を送る上での制限の程度によって、1級~3級まであります。

申請は市町村の担当窓口で行います。

必要書類

・申請書
・診断書または精神障害による障害年金を受給している場合はその証明書などの写し
・本人の写真

受けられるサービス(全国一律のもの)

・NHK受信料の減免
・所得税、住民税の控除
・相続税の控除
・自動車税・自動車取得税のの軽減(手帳1級の人)
・その他、生活福祉資金の貸し付けなど
・障害者職場適応訓練の実施

受けられるサービス(地域・事業主により、行われている可能性のあるもの)

・鉄道、バス、タクシーなどの運賃割引
・携帯電話料金の割引
・上下水道料金の割引
・心身障害者医療費助成
・公共施設の入場料等の割引
・福祉手当
・通所交通費の助成
・軽自動車税の減免
・公営住宅の優先入居

有効期限は2年です。

うつ病の治療が続いていれば診断書を提出し更新しますが、完治していたり病状が軽くなっていれば更新する必要がなくなります。

参考URL 精神障害者保健福祉手帳|経済的な支援|治療や生活に役立つ情報|みんなのメ  ンタルヘルス総合サイト

精神障害による障害年金


国民年金・厚生年金・共済年金、どの年金加入者でも対象です。

障害年金と聞くと、生まれつき障害(知的障害含む)のある人や交通事故などで障害者となった人が対象かとも思えますね。

しかし、あらゆる病気やケガが対象で、それにより障害が残り日常生活や労働に大きな制限を受ける場合に受取る事ができるものなのです。

うつ病も対象です。

障害年金の書類は、初診日の時点で加入している年金制度により、以下のようになります。

(初診日とは、障害の原因となった病気やケガで、初めて医師または歯科医師の診療を受けた日の事です。)

・国民年金の加入期間、60才以上65歳未満、20歳未満の年金未加入期間…障害基礎年金
・厚生年金保険…障害厚生年金、障害手当金(2015年、共済年金も厚生年金に統合されました)

では、以下、概要をご紹介します。

障害年金を受給するために満たすべき要件

1、初診日要件…初診日の確定。

転医した場合は、対象となる病気やケガで1番初めに診療を受けた日

2、保険料の納付要件

①初診日のある月の前々月までで、自身が年金に加入している期間の3分の2以上は保険料を払っている事(免除期間がある場合、保険料を払っていた期間に合算)

②初診日において65歳未満であり、初診日のある月の前々月までの1年間に保険料の滞納が無い事

3、障害状態該当要件…障害年金の請求(申請)をし、障害等級1級~3級に該当すると認定される事(但し国民年金加入者は、1級か2級のみ)

障害者手帳と障害年金の等級は、法律も制度も異なるため、必ずしも同じになりません。

また、障害認定の基準というのはありますが、障害年金が認定されるかどうかは、様々な要因との関係で判断されます。

厚生年金保険加入者が3級より程度の軽い4級に該当した場合は、傷害手当金を受取る事になります。

これは、定期的に受け取れる年金とは異なり、その障害が治った時に一時金として1度だけ受取れるものです。

障害年金は、障害認定の後に障害の程度が重くなった場合や、初めは障害が認定されなかったものの後に該当するようになった場合も、請求できます。

また、請求が遅れても、遡って最大5年分は受給できます。

遡って障害年金を受給した時に、もしも傷病手当金と障害年金の両方を受給する月が出てきた場合は、傷病手当金を返さなくてはならない事も起こり得ます。

請求手続きに必要な書類の主なものを以下に挙げますが、傷病や家族構成により多少異なります。

・年金手帳
・住民
・戸籍謄本
・所得証明書
・診断書
・受診状況等証明書
・病歴・就労状況申立書
・障害給付請求事由確認書
・障碍者手帳

書類の提出先

・障害基礎年金…お住いの市(区)役所または町村役場
・障害厚生年金…お近くの年金事務所

参考URL 年金のことを調べる|日本年金機構

如何でしたか?

通院費をサポートしてくれる公的制度がありましたね!

その他、色んな料金が安くなるサービスも心強いですよね。

障害年金は認定されるかどうかなど、提出書類も含め、かなりややこしい手続きになるかもしれません。

ですが、是非、提出先や専門家に相談して、安心して治療できる環境を整えて下さいね。

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